
嬬恋村の積雪深は国道沿いの集落付近で最大約50センチ(寡雪地帯)程ですが、日本海側の影響を受ける万座温泉では2メートル以上(多雪地帯)の雪が積もることもあります。積雪深の違いはあるにせよ、一年の1/3である4ヶ月間は見えるものすべてが雪に覆われてしまいます。
シーンと静まり返った、まるで生き物など存在しないかのように見える一面の銀世界−嬬恋の森。ところが生き物たちは我慢強くしたたかに、冬をちゃんと生きのびています。では動物たちはどんな暮らしをしているのでしょう。そして植物たちはどんなふうにして春を待っているのでしょう。そして嬬恋ならではの人と雪とのかかわりとは一体どんなだったのでしょう。
スキーやスノーボードでゲレンデの風になって駆け抜けるのもいいけれど、五感を使ってゆっくり歩いて体験しないと解らない事がたくさんあります。あなたは神秘的で幻想的な氷雪の現象をじっくりご覧になったことはありますか?雪の事は知っていますか?冷たさや温かさ、重さはどうですか?光や音に対してはどうですか?
スノーシューの魅力は、誰でも簡単に装着・歩行でき、スキーなどでは進入困難な狭い場所でも歩いて行けるところにあります。いつもは笹や灌木が邪魔して進入できない場所でも簡単に進む事ができるので、いつもは遠くから眺めるだけだったお気に入りの樹に触れてあいさつすることができたり、道路が無くて行けなかった原生林や急斜面でも歩くこともできるでしょう。さらに、冬の自然観察は木々の葉が落葉し見通しが良くなるので、【今まで見えなかったもの】が見えています。発見に満ちているのです。そして真っ白い雪は見なくていい余分なものを覆い隠してさえくれます。
こもりがちな冬でも、スノーシューで野山を散歩する習慣を持つことができたなら、あなたはウォーキングによる健康維持と冬の神秘の発見にいつも胸をときめかせる事ができるでしょう。
嬬恋村インタープリター会はスノーシューを使った自然観察を推進しています。
スノーシューコース、ガイド料金表