インタープリター・リーダー養成講座2009 オーライ!ニッポン会議


小学校長期自然体験活動指導者養成研修(文部科学省委託)


2009年8月6日〜8月9日(4日間)


【CONE学校支援リーダー認定事業】 


インタープリターとは、解説者・通訳者という意味です。野外でこの言葉を使う場合、自然解説者とか自然案内人として使われています。自然は多くの事柄を私たちに語りかけていますが、それらはいわゆる言葉や文字ではないものです。そんな自然からのメッセージを、皆様方に解りやすくお伝えし、楽しく安全に野外へとご案内するのが、インタープリターです。

この機会に、あなたもインタープリターになってみませんか。観光事業者の方はお客様への良きサービスのために。ご家族やご友人に浅間山麓・西吾妻の自然を紹介するために。ウォーキング、トレッキング仲間を増やしもっと人生を楽しむために。そして何よりもこの美しい浅間山麓・西吾妻の風景を(次の世代に)引き継いでいくために


■事業概要
日  時

平成21年8月6日(木)12時30分〜8月9日(日)18時30分

※4日間全ての講座を受講すると、CONE学校支援リーダーと小学校長期自然体験活動指導者養成研修終了証を授与いたしますが、8月7日から3日間の受講でもCONEリーダーとインタープリター・リーダーは取得できます。

会  場 嬬恋会館
〒377-1526 群馬県吾妻郡嬬恋村大字三原691
場所はマピオンの地図へ
TEL:0279-97-3004 FAX:0279-97-3005
※宿泊ではありません。日帰りになります。
対  象 浅間山麓・西吾妻の自然を愛する20歳以上の自然案内・啓蒙活動、野外活動に興味のある健康な男女
募集人数 35名
参加費 一般¥14,000 会員¥11,000
※CONE指導者登録希望者は当日徴収別途¥2,000
※キャンセル料金はお一人様¥3,000+振込手数料を頂戴いたします。
主  催 嬬恋村インタープリター会
共  催 自然体験活動推進協議会、オーライ!ニッポン会議、嬬恋村観光協会
後  援 群馬県、嬬恋村
協  力 吾妻広域西部消防署嬬恋分署
持ち物 各人の昼食(お弁当)、筆記用具、バインダー、野外活動ができる服装・靴、三角巾(なければ代わりのふろしきなど)、あれば自然観察用具、雨具など
申込方法 1.氏名、2.住所、3.性別、4.生年月日、5.電話番号、6.職業をご明記の上、FAXまたはEメールにて以下に申し込み、2週間以内に銀行口座に参加費をお振込みください。ご入金を確認後、当会より申し込み請書及び案内書を発送いたします。
申込先 〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401 万座温泉日進舘内
 嬬恋村インタープリター会事務局 木村道紘まで
 TEL&FAX:0279-97-1216 携帯080-5655-3009
 Eメールはこちら
銀行口座 群馬銀行 嬬恋支店 普通預金口座 463369 名義 スミダ セツコ
申込〆切日 平成21年8月3日(月)


■講座内容、講師プロフィール

8月6日(木)午後 (12:30〜17:20)
12:30 集合(12:00〜受付開始)
12:45 開講式
大西貞弘 講座1 学校教育における体験活動の意義13:00〜15:00(2時間)
講座2 教育課程と体験活動の関連性
15:20〜17:20(2時間)
講 師 大西貞弘
プロフィール 私立清泉小学校教諭。森林インストラクター、CONEインストラクター、プロジェクト・ワイルド・エデュケーター、ネーチャーゲームリーダーなど。嬬恋に別荘を持ち休暇は嬬恋スローライフを満喫している。
内 容 教育現場で自然体験活動を推進している実践者として、体験活動の教育的意義、発達段階に配慮した体験活動のあり方、指導者に求められる役割や資質…などをこれまでの経験を元にお話します。
8月7日(金)午前 (8:45〜12:30)
8:00〜 受付開始(インタープリター・リーダーのみ取得希望の方はここからの参加でO.K.です。)
木村道紘 講座3 自然の理解
8:45〜10:15(1.5時間)
講 師 木村道紘
プロフィール 1971年北海道生まれ、当会事務局長、日本エコツーリズム協会「このガイドさんに会いたい100人プロジェクト」の一人。NHK早朝ラジオ「列島あさいちさん」群馬県リポーター。群馬県知事認定ぐんまの達人(自然案内)。森林インストラクター、グリーンセイバーマスター、2級樹医など。
メッセージ 「木の声が聞こえます。木は私たちと共に暮らしたがっています。私たちが木で癒され、木が必要不可欠であるように、木にとっても私たちはとても大切な存在なのです。ご自分が木になったと仮定して、時間と生命力を彼らに置き換えて感じてみてください。…ほら、私たちがどんなにユニークでかけがえのない存在かわかるでしょう?」
下谷通 講座4 自然と人、社会、文化のかかわり
10:30〜12:30(2時間)
講 師 下谷通
プロフィール 1951年嬬恋村生まれ、嬬恋村観光商工課長。
内 容 当地のインタープリターとして活動するにあたり、基本的な嬬恋村の自然と人、社会、文化のかかわりを学ぶとともに、それらの素材と地域の人材や青少年教育施設、公共施設を結びつけた自然体験企画立案、事業運営に留意する…ことなどを学びます。
8月7日(金)午後 (13:30〜18:15)
安田滋 講座5 木の家講座
13:30〜14:30(1時間)
講 師 安田滋
プロフィール 1953年東京都生まれ。当会理事、一級建築士。(協同組合)東京の木で家をつくる会所属。日本テレマークスキー協会会員。
メッセージ 「東京・渋谷のマンションと群馬・嬬恋の山の家をアトリエにして、およそ半々の生活をしています。住宅が主な仕事ですが、最近は自然環境に興味ある人の特に永住別荘の依頼が多くなっています。そのため、現場は東京だけとは限らず京都、山梨、長野、群馬、栃木、福島方面の仕事が増えました。嬬恋では8年位前から畑を借りて野菜を作り、じょうずにできて余れば販売もしています。寒さの厳しいところですが、実際ここに暮らすことでいろいろなアイデアが浮かび「ローテクで快適な家」が形になってきました。当会の建築分野のお話を充実させたいと思っています。」
三原の阿弥陀堂 講座6 上州三原インタープリテーション
14:45〜17:15(2.5時間)
講 師 安田滋  木村道紘
内 容 嬬恋村で最も古い集落である三原。この集落にいまだ残る古い木造建築物や史跡などから当地における人と自然の関わりや暮らしぶりを探っていくと共に、山村集落におけるインタープリテーション手法を学び体験する。
自己紹介 自己紹介
17:30〜18:15(45分)
8月8日(土)午前 (8:45〜12:00)
ネイチャーゲーム 講座7 対象となる参加者を知る、ネイチャーゲーム(2時間)
講座8 自然体験活動の理念(1時間)
講 師 小崎昭一
プロフィール 1959年生まれ。本事業の全責任・監修をしているCONEトレーナー。自然体験活動指導者の概要と登録制度の他、ネイチャーゲームなどによる手法を紹介します。楽しさをベースとし、自然が持つ美しさ、おもしろさ、不思議さをより深く、より豊かに味わうことを大切にしています。群馬県ネイチャーゲーム協会副理事長、平成16年度群馬県環境賞受賞団体はるなネイチャーゲームの会顧問、日本自然保護協会自然観察指導員、群馬県緑のインタープリターほか
8月8日(土)午後 (12:45〜18:30)


講座9 自然体験活動の基礎技術(1時間)
講座10 自然体験活動の指導法(2時間)
講座11 プログラムの作り方(1時間)
講 師 笛木京子
プロフィール 環境カウンセラー
環境教育プログラム上級指導者
(プロジェクト・ワイルド、プロジェクト・ラーニング・ツリー、WET)
ネイチャーゲーム リーダー
ぐんま食育推進サポーター
最近の活動 特技の腹話術で、幼稚園から高齢者まで楽しくわかりやすい「環境と食」の話をしています。
農林水産省提唱 『地域に根ざした食育コンクール2007』 審査委員会奨励賞 受賞
内 容 群馬県の環境教育の第一人者が、「自然体験活動の指導法」を、PW、PLT、環境腹話術などさまざまな手法を用いて示します。アプローチの仕方を知る。
講座12 安全対策(1) 現場の応急手当術
17:30〜18:30(1時間)
講 師 小林勝三
プロフィール

当会副会長(救護担当)、元海上自衛隊衛生員、 隊員の健康管理、医療に従事。準看護士、あんまマッサージ指圧師、鍼師灸師。 現在嬬恋村にて浅間治療室、浅間山草園、手打ち蕎麦浅間を開業。
1966年 マリアナ沖台風による漁船遭難捜索
1967年 東京湾全日空機墜落事故捜索
1968年 少年工科学校生水難事故救護
1970年 三島由紀夫事件救護

8月9日(日)午前 (9:00〜12:00)
講座13 安全対策(2) 普通救命講習、AEDの取り扱い方法(3時間)
講 師 吾妻広域消防署嬬恋分署
※消防署の皆様には、講師料、謝金などはお支払いしておりません。本受講費は会の運営等に使われています。誤解のないようにお願いします。
8月9日(日)午後 (13:00〜18:30)
吉田夏生 講座14

実践ネイチャーガイド術
13:00〜15:00(2時間)

講 師 吉田夏生
プロフィール 1952年生まれ、環境カウンセラー、全国森林インストラクター神奈川会会長。読売日本テレビ文化センター・湘南台カルチャーセンター野外講座講師、(財)鎌倉風致保存会幹事、アーバン・ナチュラリスト協会主宰ほか。
メッセージ インタープリターの名の通り、自然が発するメッセージを人にやさしく「通訳」したいと思います。大切なのは参加者自身が五感を使って何かを発見し、忘れていたセンス・オブ・ワンダー(感動力)を取り戻すこと。野鳥や植物の名前を覚えるだけではなく、その生き物はなぜそんな色や形や声をしているのか、なぜその場所にいるのか、など生き物と環境との関係にまで想像をふくらませることでしょう。かのレイチェル・カーソンも言っていますね。「知ることは、感じることの半分も重要ではない」と。
大島義夫 講座15 基礎登山講座
15:30〜17:30(2時間)
講 師 大島義夫
プロフィール 1947年生まれ、当会副会長(事業担当)。独身時代はサイクリングにはまり、自転車で日本一周を果す。そのご建設業・材木関係を営んでいた影響で日本の森林に興味を持ち日本中の森林を見て歩く。特に世界遺産屋久島の森林、屋久杉に興味を持ち何度となく屋久島に通ううちに登山に魅せられ、1000座を目指してのんびりと挑戦。気がつくと2008年6月18日時点で登頂の山は792座を数える。しかしここ数年インタープリター会が多忙で登頂数は増えず。屋久杉友の会会員。
17:45
終了式 認定証授与 事務連絡
18:30
解散


本講座は自然体験活動推進協議会(CONE)の認定講座です。4日間の全講座終了後、CONE登録(3年間で¥2,000)すると、CONE学校支援リーダーを取得します。

また本講座は国が推進する小学校長期自然体験活動指導者養成研修としても認定されています(子ども農山漁村交流プロジェクト)。全講座終了者は個人情報が 独立行政法人「国立青少年教育振興機構」 に【全体指導者】として登録され、教育委員会を通じて学校に紹介されます。

参考:総務省、文部科学省、農林水産省による連携事業 子ども農山漁村交流プロジェクトの推進について
〜120万人・自然の中での体験活動の推進〜 http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nouson/070831_1.html


8/7から3日間のみの受講者にも、修了者には嬬恋村インタープリター会が、インタープリター・リーダーの資格を認定授与します。また、8/7から3日間のみの受講者でも、CONE登録(3年間で¥2,000)すると、自然体験活動の指導者資格、CONEリーダーを取得します。



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2009年度インタープリター・リーダー養成講座事業報告書

養成講座チラシ(PDF・678kb)

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